ファンボーイズ

DVDで鑑賞。

青春ロードムービーのフォーマットに、「スター・ウォーズ」おたくの若者たちをむりやり?放り込んだヘンな映画。青春ロードムービーということでいえば物足りない気がするが、「スター・ウォーズ」マニア向けの映画としては徹底していて清々しい。

かなりたくさんの「ギークをくすぐるネタ」が仕込んであるのだろうけど、私には分かるところもあり分からないところもあり。クレジットを見るまで、女医さんがキャリー・フィッシャーだと気づきませんでした。

パーティーでの軽いノリがきっかけで、くだらない目的のために(仲間の病気という背景はあるものの)、若者たちが車で旅に出る。そのあたりの流れは、1985年の「ファンダンゴ」を思い出した。ブレイク前のケヴィン・コスナーが主演の映画。ありきたりのロードムービーかと思いきや、いくつか大胆なアイディアがあって感心した覚えがある。

ロードムービーに「スター・ウォーズ」おたくの若者たちをむりやり放り込んだ、って最初に書きましたが、そもそも旧「スター・ウォーズ」三部作がある意味ロードムービーなのだから、むりやりではないのかもね。