今日もまた地下鉄で

今日もまた地下鉄で、席を譲る人を見た。
譲られた人は、座るのを固辞した。コレもまた、最近よく見る光景。
譲った人は、立ったまま席に戻らず、次の駅で降りていった。


どうして席を譲ったのだろう。
相手が老人に見えたからだろうか。
立っているのがつらそうに見えたからだろうか。


窓に映った姿を見ただけなので、ハッキリしたことは言えないが、
譲られた相手は、60代くらいの女性だった。
譲ったのは、3,40代の、サラリーマンぽい男性だった。


譲られた女性は、どうして座るのを固辞したのだろう。
二三度座るよう勧められていたが、笑顔もなく断っていた。


他人の心中は知る由もない。
ただ、席を譲られる日も遠くはない年齢なので、いざその時になって慌てないよう、
自分自身の振る舞いは今から決めておきたいと思う。


席を譲られたら、オレは絶対に断らない。
「どうも」とか「ありがとう」とかお礼して、必ず座る。
いや、気分が乗らない時は軽く会釈するだけかもしれないが、席は無駄にしない。


ちなみに、オレは今までほとんど席を譲ったことはないし、これからも譲る気はない。
(杖をついた人や身重の女性など、一区間ですら立っているのが辛いであろう人が目の前に来た場合を除く)


自分は譲らないが(だからこそ)、譲られる席はありがたく頂戴する。
前にも同じようなことを書いた気がするが、忘れないようもう一度書いておく。