人はヤバイ場所に絵を描く
話題のツイート。
あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。 pic.twitter.com/aPBVAq3GG3
— 小池百合子 (@ecoyuri) 2019年1月17日
絵が描かれているのは防潮扉だそう。場所はこちら。
話題のバンクシーのねずみ、ストビューで見ると2009年から書いてあるみたいなんだけど… pic.twitter.com/XSLg2a5Xwg
— 木村優吾 (@kmryg) 2019年1月17日
Googleの航空写真で見ると…
それで思い出したのが、一昨年撮影で行った野跡駅。
そこの防潮壁には子供の絵が描かれていた。
もちろんこれは落書きではないし、子供が自主的に描いたものでもないだろうけど。
Googleの航空写真で見ると…
それともうひとつ思い出したのが、昨年の大阪地震で倒壊して子供が犠牲になったプールの壁。
以前から危険が指摘されていたというが、その壁にも子供の絵が描かれていた。
人(大人)は、ヤバイ場所に絵を描く。
探せばもっと、似た例が出てくると思う。
バンクシーのことはよく知らないが、彼の絵に価値があるのだとしたら、どう考えてもそれが描かれている場所に依拠している。
AFP通信が取材した都職員によると、防潮扉は損壊を防ぐため、すでに取り外されて倉庫で保管されている。
https://www.bbc.com/japanese/46914952
東京都が防潮扉を取り外したのは、破損を防ぐためではなく、ヤバイ場所だという印を消すためかもしれない。