2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

台所太平記

柳ヶ瀬のロイヤル劇場で。 うまくいえないが、なにもかも憎らしいほどカッコイイ。 とくに画面(シネスコ)の決まり方といったら。 ただそのカッコよさに慣れると、品の良さがチョット物足りなくも感じられる。 前半の森光子+乙羽信子+京塚昌子が特に面白…

黒部の太陽

柳ヶ瀬のシネックスで鑑賞。 奇妙な情熱に支えられたブラックな現場。 「戦場」または「映画製作」のアナロジー。 「昔のハナシ」と突き放しても、いやに生々しい感触が残る。 いつのまにか涙を流していた自分に驚く。 奇妙でない情熱やブラックでない人生な…

大阪の女

柳ヶ瀬のロイヤル劇場で鑑賞。 不思議なラストが印象に残った。 主人公は大阪の「芸人村」に住む、明るくお人好しな若い後家お千(京マチ子)。 元漫才師の父親(中村鴈治郎)や芸人たちのせいで、お千は次から次へとトラブルに巻き込まれる。 けれども彼女…