2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

クラッシュ

「クラツシュ」は、低予算映画のお手本のような映画だ。本当に低予算なのかどうかは知らないが、この映画の「上手さ」を、今のところ僕はそのようにしか形容できない。新人監督にしては「おっさんくさいな」と思って監督の生年を見たら、1953年生まれ。完璧…

勝つこと

サッカー日本代表を見ていると、勝つことがいかに重要か思い知らされます。 ガンバレ。 私も私の戦いに勝ちたいと思います。

木村カエラ、渡辺謙、ダース・ベイダー

「携帯」を擬人化したドコモのCM。本来、家族や友人とコミュニケーションするための「道具」にすぎなかった「携帯」が、いつのまにか家族や友人と「イメージ」的に一体化し、今やその「イメージ」を多くの人が奇妙だと感じなくなっている証左…なのかもしれま…

母からの電話

帰宅したら、ちょうどドイツ×イングランド戦が始まる時間。観戦しながらブログを書こうとしたら、母からの電話。終わって時計を見たら日付が変わっていました。ということで、私の連続ブログ記録は10日で挫折。また今日から気持ちを新たにがんばります。母は…

東京物語

シナリオの続きを考えています。お話をドラマティックにするには、まず「いいやつ」と「わるいやつ」をはっきり分けなければならないと思うのですが、お話に「本当らしさ」を与えるには、同時にその分類が相対的なものにすぎないことを示さなければなりませ…

WCの思い出

2006年。名古屋、今池、パチンコ屋2階の喫茶店。店内のテレビで日本×オーストラリア戦。後輩と私。映画を手伝ってくれるボランティアスタッフについての相談。「心中天使」が撮れそうな気配があった。2002年。東京、渋谷、昼下がり、客のいないうどん屋。外…

誰もが芸術家

新しいiPhoneにはビデオ編集ソフトiMovieが入っていて、撮影したムービーをすぐに編集してネットにアップできるそうです(ああ欲しい。でもお金がないから無理)。8mmフィルムで自主制作映画を作っていた約30年前の自分からすれば、現在はSF映画で描かれる未…

心理と行動

中学のとき、ませた友人に薦められて、三島由紀夫の「美徳のよろめき」を読みました。今思えば、その友人は、文学的にませていたというよりは、性的にませていたのだろうと思うのですが、ときどき本の貸し借りをしていた私に、「とても面白いから読め」と、…

持ち越し

シナリオは結局1/3しか書けず。目指しているのは60分から70分の長編。残りは来週までに書くと学生に約束。21歳の女性主人公が、かつて共に暮らした叔父を十数年ぶりに尋ねていくと、待っていたのは叔父の家に居候している若い男性だったという、いわゆる「ボ…

流れ

偉い人の言葉で「我々にできることは、せいぜい歴史の流れをほんの少し変えることだけだ」というのがあったと思うのですが(確かビスマルクの言葉ではないかと思うのですが、内容も含めて自信はありません)、「歴史」を「社会」や「仕事」や「運命」に置き…

お見舞い

今日はお見舞いで郊外の某大学病院へ行きました。 若い頃は、病院という場所が怖くて、医者にかかるのもお見舞いにいくのも嫌で仕方ありませんでしたが、最近はそうでもありません。病気である状態とそうでない状態が、そうはっきりと分けられるものでもない…

不連続の連続

専門学校2年生と撮影する映画のシナリオ第一稿を書こうとしています。書こうとし始めてから既に二時間くらい経っている訳ですが(笑)…残された時間は今日後数時間と(出かけてしまうので)、来週月曜日一日(火曜日が授業ですから)。シナリオを書くときい…

映画って何?

非常勤で行っている大学のゼミで、学生さんと「映画」の定義について少々議論。10名の学生さん+私で短編映画を作るために企画会議をしているのですが、各人の「映画」の定義にかなり開きがあるのです。いわゆるシネフィルはおらず、漫画・アニメ好きやラノ…

切り替え

昔から「気分の切り替え」が非常に苦手で、あることが気になりだすと、常に意識がそれに引っ張られてしまいます。 それは皮膚に刺さったささくれや、奥歯に挟まった食べかすみたいなもので、集中力や行動力をかなり減衰させます。 しかし、これまた生まれつ…